【書評】お金持ちになれる黄金の羽の拾い方2015(橘玲著)を読んで
【書籍名】お金持ちになれる黄金の羽の拾い方2015~知的人生設計のすすめ
【著者】橘玲
【出版社】幻冬社
【初版出版日】2014年9月26日
【ページ数】約260ページ
さて、内容についてですが、非常に勉強になったというのが感想です。(以下具体例)
・制度の歪みから構造的に発生する幸運である“黄金の羽根”を拾うことが出来れば儲けることが可能。
→つまりは、情報にアンテナを張って、金儲けの嗅覚を磨き続けることが大事ってことなんだと思います。ただし、「歪み」はすぐに機関投資家等にアービトラージ(裁定取引)されるため、すぐに消える傾向があるみたいです。
・自営業者が法人化することを「法人成り」と呼び、資本の50%以上を本人が保有するものを「同族会社」といい、本書では「マイクロ法人」と名付けており、このような形態を取ることによって、合法的に節税出来るのでおすすめしています。
・その他、持ち家を購入することは自分が住むというだけで投資物件を購入するのと同様に考えたり、生命保険は基本的に無駄だというような内容が書かれています。
タイトルの2015というのは、もともとは2002年に発売された同タイトルの内容について、その後の世の中の変化を加味しながら加筆修正を加えたものが本著となります。
気になった方は是非ご一読ください(^o^)