【書評】情報だけ武器にしろ。お金や人脈、学歴はいらない!（堀江貴文著）を読んで
【書籍名】情報だけ武器にしろ。お金や人脈、学歴はいらない!
【著者】堀江貴文
【出版社】ポプラ社
【初版出版日】2019年3月27日
【ページ数】約210ページ
参考になった部分抜き出し
- シャワーのように情報を浴びろ
- 情報を浴びるのに加えて、考える、調べる、試すを繰り返せ。
- 「やりがいってなんだ？」「幸福とはなんだ？」「努力とはなんだ？」という抽象的なことを考えることは考えるな。時間の無駄。
- 対談するときは事前に相手の情報を色々調べてから臨む。礼儀であり当たり前のこと。
- 正反対の人の意見にも積極的に触れるようにしている。アイデアの原石が潜んでいることが多い。
- どうすればお金を集められるかとか、どうしたら信用を得られるかとかを考えるよりも、まずは自分自身が楽しむことが大事。
- おすすめのお金の教養本「インベスターZ」（ドラゴン桜の著者の作品）
- アイデアなど既存の情報の掛け合わせであることが多い。だから独創的なアイデアが突然思い浮かぶことを期待するのではなく情報を浴びて思考することが大事。
- 英語学習のコスパは高い。→英語が出来れば世界中の情報にアクセス出来るようになるから。英語習得のコツは単語を覚えまくること。
- 思考停止に陥っていないか確認する方法→この1週間で新しい発見をしたかどうか振り返る。
- ビジネスにおいて王道の手法は「既存の方法を真似てみること」。さらには「置き換えてみること」。
あとがきに代えて
私としては、あとがきに代えての中の最後の3行が好きですね（以下）
自分の可能性を狭めてしまう常識に価値はない
誰かが勝手につくった既存のルールなんて守る必要はない
自由に生きることが何より幸せな人生なのだから
まとめ
おそらく著者が詳しかったり興味があったりする、仮想通貨、iPhone、自動車、ロケット、格安SIM、「食」や「健康」などの事例を絡めつつ、情報についての著者の合理主義、現実主義、経営者的な考え方が濃縮されている著書である。
