【書評】いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る! (苫米地英人著)を読んで
【書籍名】いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る!
【著者】苫米地英人
【出版社】 KADOKAWA
【初版出版日】2018年3月29日
【ページ数】約190ページ
習慣
習慣とは?
習慣とはハビット(habit)とアティチュード(attitude)の2つがある。
- ハビットとは無意識の癖を含む行動性向を指す。
- アティチュードは物事に対する考え方を指す。
具体的な行動習慣であるハビットを変えるにはその元となるアティチュードを変える必要がある。
また、アティチュードを構成するのに必要なものは?
→それは大量の知識であると著者は考える。
いい習慣とは?
→その個人にとっての人生目標、いわゆる「ゴール」に合致している習慣がいい習慣
つまりは、人生の目標に合致した良質の大量の知識をとりいれていくことが重要であるというふうに私は理解しました。
いい習慣を身につける方法(印象に残ったところのみ抜粋)
- 自分のゴールに到達するための行動は「have to」ではなく「want to」であるべき。
- 大量に読書する。内容はランダムなほうが効果的なため、書店のランキングトップ100に入っている本を全て読むのがおすすめ。
- 暗記のコツは予想しながらすすめていくこと。脳は間違った!と思った時に記憶する。
- 1万円札を破けるか?→お金をゴールに設定しないほうがよいという例え。
- 部屋の整理整頓について、大事なのはリラックスできる環境であるかどうか。ガラリとしていてリラックスできなければあまり良くない。
- 最低6時間の睡眠が必要。脳は私たちが消費するエネルギーの実に60%以上を消費しているとのこと。
- 食事は1日単位ではなく1週間単位でバランスが考えればOK。
感想
本書も200ページ弱で相変わらずサクッと読めるところがこの著者の作品の特徴。ただし、本書については要点を理解するのが若干難しかった印象。読解力が鍛えられた感じがしました。